ビール腹とは?りんご型肥満?
「ビール腹」という言葉、すでにお酒を飲まれる年齢の方なら一度は聞いたことがあると思います。ビール腹とは下っ腹がぽっこり飛び出ているようないわゆるおやじ腹のことを言います。内臓脂肪型肥満の中でも主に上半身肥満のことを指していて、「りんご型肥満」なんて言われ方もしています。ちなみにビール腹のそもそもの語源は「ビール樽のような腹」ということらしいです。確かによく似ているかもしれません。
内臓脂肪型肥満は心臓病や糖尿病などの病気を引き起こすリスクを高めてしまう非常に危険な状態と言えます。日本肥満学会でも肥満は一つの病気と定義されていて、「肥満症」という呼ばれ方をしています。男性ではウエストサイズが85cmを超えると内臓脂肪が蓄積してしまっている可能性が高く注意が必要です。
ビール腹とビールとの関係性は別ページにて解説をしているので省略しますが、前述の通りビールを飲む人だけがビール腹になるわけではなく、過度のカロリー摂取を行えば誰にでも起こりうる症状なのです。しかし、一方でお酒を飲む人にビール腹の傾向が多く見られていることも事実ですので、日常的にビールやその他のお酒を飲まれる方はカロリーの取り過ぎには充分に気を付けて下さい。